中国平安保険がCSLのタイトルスポンサーに


IMGがパートナーシップ契約を結ぶChinese Super League(以下CSL)は、中国平安保険が新しいタイトルスポンサーに決定したことを発表しました。
契約は2014~2018年の4年間で、CSL史上最長のタイトルスポンサー契約であり、金融カテゴリーからは初めてのタイトルスポンサーとなります。


2月に北京で行われた会見で、中国サッカー協会副主席とCSL会長を務めるユー・ホンチェンは平安保険の4年間のサポートに感謝の意を示した後で、次のように語りました。「平安保険は世界的にその名が知られている非常に勢いのある会社です。
フォーチュン500に入る企業であり、中国国内にいる80万人の従業員が財務や保険のサービスを8000万以上の顧客に提供しています。平安保険との長期の提携によって、CSLのブランド力や影響力が向上すると期待しています。

また同時に平安保険のスポンサーシップによって、CSLの評価や価値、CSLの将来に対する信頼を示すことができるでしょう」 ユー・ホンチェンは、更に近年CSLが進化していることを強調し、「CSLの魅力が増すほどに、ファンはリーグに関心を持つようになり、かつてない程のスポンサー獲得のチャンスがやって来ています。

2012年以降、CSLは国内外のスポーツマーケティング会社と提携を結び、IMG Worldwideとの提携によって、Carlsberg、JD.com、Samsung、China Auto Rentalをスポンサーとして獲得しました。間違いなく、CSLは前進を続けています」と述べました。

CSLのタイトルスポンサーには複数の会社が名乗りを上げました。ユー・ホンチェンは、「タイトルスポンサーの選定は、自由競争の原理に則って行いました。株主総会でタイトルスポンサーに興味を持つすべての会社がプレゼンテーションを行い、全株主が投票した結果、平安保険が最多の票を獲得しました。数年前、平安保険は深圳平安FCというチームを持っており、CSLに投資しました。将来、平安保険がCSLだけでなく中国のスポーツ産業を支えてくれることを期待しています」とも話しました。


平安保険のスン・ジェンイーは、次のように述べました。
「25年の間、平安保険は社会的責任を果たしており、サッカーなどの社会的大義の発展にも貢献しています。我々は中国サッカーの将来にためにも、CSLのタイトルスポーサーとなることを光栄に思っています。
中国サッカーは常に世間の注目を集めます。CSLのクラブが国際的な場で高いパフォーマンスを見せれば、中国サッカーに対する世間の期待は更に高まるでしょう。10年後には、マーケットやクラブの管理も更に成熟します。平安保険は、CSLのタイトルスポンサーとして中国サッカーの発展を支援したいと思っています。また、ファンにもっと楽しんでもらうためにリーグとともに商品価値とサービスを向上させていきます」

会見ではCSLのコマーシャルパートナー代表としてIMGのアダム・チュー、サッカーファンを代表して北京サッカーファン協会のワン・ウェン、CSLのメディアパートナー代表として北京TVスポーツチャンネルのチャオ・シャオボー、投資者を代表して北京国安FCのカオ・チャオ、長春亜泰FCのリウ・ユーミン、青島中能FCのユー・タオが出席しました。