アリヤ・ジュタヌガンが先週モロッコで行われた欧州女子ゴルフツアーのラーラ・メリヤムカップで、17歳の若さで、見事ツアー初優勝を手にした。 昨年12月の予選会で優勝して以来、欧州女子ツアー4戦目にして、初日スコア69の後、2日目から3日連続の4アンダー67のトータル14アンダーで、2位と3打差をつけての優勝だった。
最終日、同じくルーキーのチャーリー・ハルに1打リードを許してのスタートだったが、出だし3ホールで早々にバーディラッシュをかけ、7番でもバーディを獲得すると、10番ホールの時点で2位に5打差のリードをつけていた。
15番ホールでダブルボギーをたたいたものの、十分なリードを保ったまま、見事に勝利を収めた。優勝トロフィーを渡されると、ジュタヌガンは、「前半の9ホールはとても良いプレイができました。後半のロングホールで、1打差まで追いつかれていたので、この間逆転されたことを思い出し、とてもドキドキしました。でも昨日入らなかったパッティングが、今日の前半に好調だったので、それが自信に繋がりました。」とコメントしている。
今回優勝し、5週間前のホンダLPGAタイランドで惜しくも優勝を逃しながら2位に入り、今シーズン4戦中、3試合でトップ5入りの成績を残している。その結果、彼女のロレックスランキングは33位にまで浮上し、欧州女子ツアーのランキングでは1位にまで登り詰めた。
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